へい‐きょく【平曲】
語り物の一種。琵琶(びわ)の伴奏によって平家物語を語るもの。鎌倉初期、盲人生仏(しょうぶつ)が始めたという。鎌倉末期、一方(いちかた)と八坂(やさか)の二流に分かれ、南北朝時代に一方流に明石検校...
へい‐しん【並進/併進】
[名](スル)並んで進むこと。一斉に進むこと。「二隊に分かれて—する」
へい‐ぶん【平分】
[名](スル)平等に分けること。また、分かれること。「此大山脈は、米国を東西に—したる中脊の地なれば」〈久米邦武・米欧回覧実記〉
へび【蛇】
《「へみ」の音変化》有鱗(ゆうりん)目ヘビ亜目の爬虫(はちゅう)類の総称。体は円筒形で細長く、四肢を欠く。全身うろこにおおわれ、腹部のうろこを起伏させながら体をくねらせて進む。舌は先が二つに分か...
ベジタリアン【vegetarian】
菜食主義者。肉や魚などの動物性食品をとらず、野菜・芋類・豆類など植物性食品を中心にとる人。肉類に加え卵・乳製品なども一切食べないビーガン(ピュアベジタリアン)、植物性食品と卵を食べるオボベジタリ...
べっ‐け【別家】
[名](スル) 1 本家から分かれて別に家を興すこと。また、その家。分家。また、結婚して別に所帯をもつこと。「同村の—せし兄の高橋九ざえもんが聞付て」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉 2 商家の奉公人が...
べに‐どうだん【紅灯台】
ツツジ科の落葉低木。山地に自生。輪生状に枝分かれし、枝先に葉がつく。夏の初め、釣鐘状の紅色の小花を総状に垂れてつける。本州・四国・九州に分布。庭園に植えられる。
ベルベル‐ご【ベルベル語】
《Berber》アルジェリアやモロッコなどエジプト以西の北アフリカ一帯で用いられている言語。多くの下位言語・方言に分かれる。
べん‐かん【弁官/辨官】
律令制で、太政官(だいじょうかん)に属し、文書事務や、諸官司・諸国との連絡などをつかさどった官。左弁官と右弁官に分かれ、それぞれ大弁・中弁・少弁が置かれ、その下に大史・少史があった。おおともい。...
ほうき‐たけ【箒茸】
ラッパタケ科のキノコ。高さ約15センチ。上部がサンゴ状に多くの枝に分かれ、全体に白く、先端だけ淡紫色。秋に広葉樹林内に生え、食用。ねずみたけ。