もうじょう‐みゃく【網状脈】
葉脈の一型。支脈から分かれた側脈の間が、さらに網目状に連絡しているもの。双子葉植物に普通で、単子葉植物ではサトイモ、シダ類ではヤブソテツなどにみられる。→平行脈
もうそう‐ちく【孟宗竹】
イネ科の竹。地下茎は長く横に走り、地上茎は高さ約15メートル、直径約20センチになり、節の隆起線は1本。多数の小枝に分かれ、数枚の葉をつける。中国の原産。竹の子を食用にし、皮は紫褐色の斑紋と長毛...
もと‐かた【本方/元方】
1 宮廷の御神楽(みかぐら)のとき、二組に分かれた歌い手のうち、先に歌いはじめる方。神殿に向かって左側に位置する。⇔末方(すえかた)。 2 卸売りする店。問屋。また、製造元。 3 事業の元手を出...
もの‐あわせ【物合(わ)せ】
左右に分かれて物を比べ合わせ、その優劣を競う遊びの総称。歌合わせ・根合わせ・香合わせ・絵合わせなど。
ものがたり‐あわせ【物語合(わ)せ】
物合わせの一。左右の組に分かれ、珍しい物語や新作の物語に歌などを添えて出し合い、その優劣を競う遊び。
モンテロッソ‐アル‐マーレ【Monterosso al Mare】
イタリア北西部、リグリア州の漁村。ポルトベネーレの北西にある五つの村チンクエテッレの一。最も西に位置し、大きな集落がある。新市街と旧市街に分かれ、一本のトンネルで結ばれている。山が迫る砂浜の海岸...
もん‐よう【門葉】
一門につながる人々。同族。また、一門の分かれ。「—たる者帰敬せずといふことなし」〈平家・七〉
もん‐りゅう【門流】
一門の分かれ。一門の流派。「平家の—」
やしお‐つつじ【八潮躑躅】
1 ツツジ科の落葉低木であるアカヤシオ、シロヤシオなどの総称。本州から四国にかけての深山に自生。細かく枝分かれした先に葉を5枚ずつ輪生状につける。初夏、漏斗形で先の5裂した花が開く。 2 ヨウラ...
やしゃ‐ぶし【夜叉五倍子】
カバノキ科の落葉小高木。山地に自生。よく枝分かれし、葉は長楕円形で先がとがる。3月ごろ、枝先に雄花穂を垂れてつけ、それより下方に球状の雌花穂をつける。果穂は松かさ状をし、タンニンを含む。みねばり。