わか‐され【分(か)去(れ)】
《群馬から長野にかけての方言》道が左右に分かれるところ。分かれ道。追分。
わかち【分(か)ち/別ち】
1 物事の区別。けじめ。「昼夜の—なく歩きつづける」 2 わきまえること。分別。「姫は—もなき中に」〈浄・用明天王〉 3 事情。顛末(てんまつ)。「天皇は始終の—を聞こし召し」〈浄・千本桜〉
わかち‐あ・う【分(か)ち合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに分ける。分け合う。「喜びも悲しみも—・う」
わかち‐がき【分(か)ち書(き)】
1 文や文章をわかりやすくするため、語と語、あるいは文節と文節の間をあけて書くこと。また、その書き方。分別(ぶんべつ)書き方。放ち書き。 2 2行に分けて書くこと。本文の間に注などを書き入れると...
わかち‐がた・い【分(か)ち難い】
[形][文]わかちがた・し[ク]分けるのがむずかしい。非常に密接な関係にある。「—・い絆(きずな)」 [派生]わかちがたさ[名]
わか・つ【分(か)つ/別つ】
[動タ五(四)] 1 一つのものを離して二つ以上にする。別々にする。分ける。「軍勢を二手に—・つ」 2 (「頒つ」とも書く)それぞれに分けて配る。分配する。「希望者には実費で—・つ」 3 見分け...
わからず‐や【分(か)らず屋】
物事の道理がわからないこと。わかろうとしないこと。また、その人。「—に手をやく」 [補説]「没分暁漢」とも当てて書く。
わかり【分(か)り/解り/判り】
わかること。理解すること。のみこみ。会得(えとく)。「—が早い」
わかり‐き・る【分(か)り切る】
[動ラ五(四)]すっかりわかる。十分明らかになる。「—・ったことだ」
わかり‐にく・い【分(か)り難い】
[形][文]わかりにく・し[ク]難しくて、たやすく理解できない。わかりづらい。「—・い文章」