むな‐わけ【胸分け】
1 胸で草木などを押し分けること。むねわけ。「さ雄鹿の—にかも秋萩の散り過ぎにける盛りかも去(い)ぬる」〈万・一五九九〉 2 胸のはば。また、胸。「—の広き我妹(わぎも)」〈万・一七三八〉
め【目/眼】
[名] 1 物を見る働きをする器官。光線・色などを感受して脳に送る感覚器官で、脊椎動物では眼球およびその付属器の涙腺などと視神経からなる。「澄んだ美しい—」「—をあける」 2 物を見るときの目...
め‐あき【目明き】
1 目の見える人。 2 文字の読める人。また、道理をわきまえている人。 3 道具の真の価値を見分ける眼力のあること。また、その人。
めい【明】
1 あかるいこと。「勝敗の—と暗とを分ける」 2 理のあきらかなこと。また、道理を見通す力。眼識。「先見の—」 3 物を見る力。視力。「—を失う」
めい‐あん【明暗】
1 明るいことと暗いこと。転じて、物事の明るい面と暗い面。成功と失敗、幸と不幸など。「人生の—」「—を分ける」 2 絵画・写真などで、色の濃淡や明るさ・暗さの対照。「—をはっきりさせ立体感を出す...
めい‐めい【銘銘】
《「めんめん(面面)」の音変化》ひとりひとり。それぞれ。おのおの。「—が意見を述べる」「菓子を—に分ける」「進路は—違う」
めいめい‐ざら【銘銘皿】
食物を一人一人に取り分けるための皿。
目(め)が利(き)・く
よしあしを見分ける能力をもっている。鑑識眼がある。「刀剣に—・く」
目(め)が肥(こ)・える
よいものを見慣れて、よしあしを見分ける力が増す。「古美術品には—・えている」
目(め)が高(たか)・い
よいものを見分ける能力をもっている。「これをお選びになるとは—・い」