そう‐どうめい【総同盟】
《「日本労働総同盟」の略称》大正10年(1921)友愛会を改称して成立した労働組合の全国組織。数度の分裂ののち右派が主導権を握り、産業報国会の成立により昭和15年(1940)解散。
《「日本...
そくはつ‐ちゅうせいし【即発中性子】
核分裂直後に放出される高速中性子。エネルギーは2メガ電子ボルト程度。1回の核分裂で、2ないし3個発生する。また不安定な状態にある核分裂生成物からは、β崩壊により遅発中性子が放出される。核分裂で放...
そ‐しき【組織】
[名](スル) 1 組み立てること。組み立てられたもの。「奥座敷は一種の宿屋見た様な—に出来ている」〈漱石・満韓ところどころ〉 2 一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合...
ソリトン‐ぶんれつ【ソリトン分裂】
ソリトンとよばれる孤立した波が、伝播する過程で多数の波に分裂する現象。特に津波が遠浅の海域を伝播するとき発生することが知られ、津波の前面に周期の短い波群が現れ、波高が増幅する。波状段波。
ぞうしょく‐し【増殖死】
放射線による細胞死のうち、代謝を継続しているが、増殖する能力を失った状態。分裂死。→間期死
たい‐か【帯化】
植物の奇形の一種で、茎・根などが扁平に広がること。生長点の分裂組織の異常によって生じる。ケイトウ・ヤマユリ・エニシダなどの花序ではよくみられる。石化。綴化(てっか)。
たいきけんない‐かくじっけん【大気圏内核実験】
地上・海上・空中など大気圏内で行われる核爆発実験。大気圏核実験。→地下核実験 [補説]1945年から1980年にかけて米国・旧ソ連・英国・フランス・中国が合計543回行い、総計約9トンの核分裂生...
たいさいぼう‐ぶんれつ【体細胞分裂】
真核生物の最も一般的な分裂・増殖方法。染色体が縦裂して両極へ分離し、母細胞と同じ染色体数が娘細胞(じょうさいぼう)に分配される。→細胞分裂
たいすう‐ぞうしょくき【対数増殖期】
微生物や細胞などが、一定の時間間隔(世代時間)で分裂し、その総数が2倍になる時期。増殖の様子を対数関数で表すことができる。環境収容力の限界に近づくと、増殖は緩やかになる。対数期。
たいりくいどう‐せつ【大陸移動説】
古生代後期まで一つの大陸塊(パンゲア)をなしていたものが、分裂し移動して現在の位置に至ったという説。1912年にドイツのウェーゲナーが提唱。1950年代以降、古地磁気学などの進歩により見直され、...