ふあんてい‐かく【不安定核】
β崩壊によって粒子を放出したり、核分裂を起こしたりして他の核種に転換する原子核。→安定核
フィジョン【fission】
分裂。原子核分裂。細胞核分裂。→核分裂
フィッショントラック‐ほう【フィッショントラック法】
放射年代測定の一。鉱物中に含まれるウラン238が崩壊すると、高エネルギーの核分裂片が生じ、火山ガラスやジルコンの結晶中に飛跡を残す。この現象を利用し、飛跡の数から鉱物の年代を測定できる。数万年か...
ふか‐ど【富化度】
原子炉の核燃料における、核分裂性核種の割合。特にプルトニウムとウランを混合したMOX燃料のうち、プルトニウムの量を燃料の全量で割った値をプルトニウム富化度(Pu富化度)という。
ふく‐そう【複相】
染色体数が、通常の体細胞の染色体数と同じ2倍数(2n)である核相。受精から減数分裂までの核相。→単相
フュール‐ジッヒ【(ドイツ)für sich】
対自。向自。ヘーゲル弁証法で、事物の弁証法的発展の第二段階を示す用語。内在する矛盾・対立によって自己と他者に分裂し、この他者との対立において自己を自覚する段階。→アンジッヒ →アン‐ウント‐フュ...
フランク‐おうこく【フランク王国】
《Frank》フランク族が建てた王国。5世紀末、クロビスが諸支族を統一、メロビング朝を興して建国。分裂・統一をくり返したが、751年、ピピンがカロリング朝を創始。その子カール大帝の時に最盛期を迎...
フロンド‐の‐らん【フロンドの乱】
《Frondeは投石玩具の意》1648年から1653年にかけてのフランスで、宰相マザランの王権強化政策に反発する貴族たちが起こした反乱。内部分裂により鎮圧され、フランス絶対王政が確立された。
ぶは‐ぶっきょう【部派仏教】
釈迦(しゃか)入滅後100年ごろから約300年の間に分立した諸派の仏教。アショカ王の時代に、教団が保守的な上座部と進歩的な大衆部とに分裂し、以後、上座部が11部、大衆部が9部の20部となった。の...
ぶん【分】
[音]ブン(呉) フン(漢) ブ(慣) [訓]わける わかれる わかる わかつ [学習漢字]2年 〈ブン〉 1 全体をいくつかにわける。別にする。別々になる。「分解・分散・分譲・分担・分配・分...