はっ‐こう【発酵/醗酵】
[名](スル)微生物の働きで有機物が分解され、特定の物質を生成する現象。狭義には無酸素状態で糖質が分解されること。生物体はこれにより必要なエネルギーを獲得する。生成される物質によってアルコール発...
はつでん‐きん【発電菌】
有機物を分解する際、細胞外に電子を放出する細菌の総称。2000年頃に発見された嫌気性細菌のシュワネラ菌が知られる。廃水処理による発電や、燃料電池への応用についての研究が進められている。電流生成菌...
はん‐じゅ【半寿】
《「半」の字を分解すれば「八十一」になるところから》81歳。また、81歳の祝い。
はんすう‐い【反芻胃】
反芻類のもつ胃。ふつう四つの室に分かれ、飲み込んだ食物を第1胃(こぶ胃)・第2胃(蜂の巣胃)に一時蓄えて共生微生物によるセルロース分解がなされ、再び口に戻してからかみ下すと第3胃(重弁胃)・第4...
はんどうたい‐けんしゅつき【半導体検出器】
シリコンやゲルマニウムなどの半導体を利用した放射線測定器。半導体に放射線が入射する際に発生する電子・正孔を電極に集め、これを増幅し測定することで、放射線が損失したエネルギーが得られる。エネルギー...
はんのう‐ねつ【反応熱】
化学反応に伴って発生し、または吸収される熱量。反応の種類によって、燃焼熱、分解熱、中和熱、生成熱、水素化熱などに分類される。
バイオ‐ウオッシュ【bio-wash】
ジーンズの洗濯法の一つで、石を用いたストーンウオッシュと同様に、セルロース分解酵素を用いて洗浄する方法のこと。→ストーンウオッシュ
バイオプラスチック【bioplastic】
生物に由来する再生可能な有機性資源(バイオマス)を原材料とするプラスチック。トウモロコシなどに含まれるでんぷん、微生物が作り出すポリアミノ酸、間伐材に含まれるセルロース、エビやカニなどの甲殻類の...
バイオリアクター【bioreactor】
微生物や酵素などの生体触媒を用い、物質の合成・分解などを行う装置。血液検査や醸造に利用。生物反応装置。
バイオレメディエーション【bioremediation】
微生物や菌類など生物を利用して有害物質を分解・除去する浄化手法の総称。汚染土壌の修復、廃水処理、石油精製における有害成分の分解などに利用される。バイオオーグメンテーション、バイオスティミュレーシ...