きごしょう【綺語抄】
平安後期の歌学書。3巻。藤原仲実著。嘉承2年(1107)から永久4年(1116)ごろの間に成立。難解な歌の詞や単語を天象から植物までの17部門に分類し、万葉集・古今集などから例歌を引用して注釈を...
き‐さい【記載】
1 [名](スル)書類・書物などに書いて記すこと。「詳細は説明書に—されている」「—事項」 2 ある生物の分類群を定義する際、その主要な形質をすべて記述したもの。模式標本をもとに新種として報告す...
き‐しつ【気質】
1 気だて。気性。かたぎ。「母方から流れる芸術家の—」 2 中国で、万物を構成する物質である気によって形成される物の性質。特に宋(そう)学では、人間がそれぞれ別にもつ身体的、精神的な性質をいう。...
きしょう‐しゅ【希少種/稀少種】
日本の1991年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。存在基盤が脆弱な種。絶滅の危険性は危急種よりも低い。略号はR(Rare)。 [補説]1997年版以降では「準絶滅危惧」として分類...
キシルロース【xylulose】
単糖類の一。無色のシロップ状。ケトン基をもつケトースであり、その構造からペントースに分類される。D型とL型の光学異性体がある。
きせんしき【喜撰式】
平安時代の歌学書。1巻。喜撰の著と伝えるが未詳。仁和年間(885〜889)の成立とも。和歌の病、分類などを論じる。倭歌作式(わかさくしき)。
きた‐アメリカ【北アメリカ】
六大州の一。アメリカ大陸のうち、パナマ地峡以北。グリーンランド島および西インド諸島なども含む。主要国はカナダ・アメリカ合衆国・メキシコ。また、中南米を分けたときは、アメリカ合衆国以北をさす。北米...
き‐だて【季立て】
俳諧で、季語を季節に分類・配列すること。
きちく‐もの【鬼畜物】
能の分類の一。鬼神・畜類・天狗(てんぐ)などをシテとする曲。五番目物の一種。→五番目物
きふく‐がた【起伏型】
東京式アクセントの分類のうち、アクセント核がある型。平板型に対してこう呼ぶ。頭高型・中高型・尾高型の総称。動詞や形容詞は起伏型と平板型のどちらかに分類される。起伏式。