こんがくきぶん【困学紀聞】
中国、宋の王応麟(おうおうりん)の著書。20巻。1325年刊。経史子集の文を広く集めて分類・考証し、論評を加えたもの。
こんさい‐あもく【根鰓亜目】
十脚目を構成する2亜目の一つ。根鰓と呼ばれる枝分かれした樹状のエラを持つ。メスは抱卵せず受精卵を水中に放出する。クルマエビ上科とサクラエビ上科に分類される。→抱卵亜目
こん‐ちゅう【昆虫】
昆虫綱に分類される節足動物の総称。体は頭・胸・腹の3部分に区別でき、頭部には一対の触角と複眼、ふつう3個の単眼をもつ。口はかむ・なめる・吸うなどの型がある。胸部には三対の脚がある。二対の翅(はね...
こんちゅう‐がく【昆虫学】
昆虫を対象とする自然科学。昆虫の分類・生理・生態・遺伝などを研究するほか、農学や医学と関わりをもつ応用科学としての一面をもつ。
こんわ‐しょうちゅう【混和焼酎】
甲類焼酎と乙類焼酎を混ぜ合わせた焼酎。業界の自主基準に基づく比率によって、甲乙混和焼酎と乙甲混和焼酎に分類される。
コールド‐ローンチ【cold launch】
《「コールドランチ」とも》ミサイルの発射方式による分類の一。ミサイルを一旦高圧ガスなどで射出し、その後、ロケットエンジンを点火して飛翔するもの。→ホットローンチ
ごう‐ぶん【合文】
山田孝雄の文法論で、文を構造上から分類したものの一。複文の一つで、上の句が接続助詞を伴って条件となり下の句が帰結となる文。「水清ければ、魚すまず」の類。
ご‐おん【五音】
1 ⇒ごいん(五音) 2 世阿弥が謡(うたい)を曲趣により五つに分類したもの。祝言・幽曲・恋慕・哀傷・闌曲(らんぎょく)。また、それを記した書。
ごがくしんしょ【語学新書】
文法書。初刊本2冊。鶴峰戊申(つるみねしげのぶ)著。天保4年(1833)刊。国語を9品・9格に分類し、オランダ文典に則って編集した、最初の国文典。
ご‐きょう【五教】
1 儒教でいう、人の守るべき五つの教え。君臣の義、父子の親、夫婦の別、長幼の序、朋友(ほうゆう)の信の五つとする説(孟子)と、父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝の五つとする説(春秋左氏伝)と...