ぶん‐まい【分米】
1 中世、荘園・公領から徴収された年貢米。 2 近世、検地によって定められた耕地の石高。
ぶんみつ‐とう【分蜜糖】
砂糖の結晶から糖蜜を分離してつくった純度の高い砂糖。
ぶん‐みゃく【分脈】
血脈・山脈・水脈などの、主脈から分かれ出た脈。
ぶん‐みょう【分明】
[名・形動]《「ふんみょう」とも》「ぶんめい(分明)1」に同じ。「三千代の過去を—に認めた」〈漱石・それから〉
ぶん‐めい【分明】
[名・形動](スル)《古くは「ふんめい」とも》 1 他との区別がはっきりしていること。あきらかなこと。また、そのさま。ぶんみょう。「—な事実」 2 明らかになること。「事実はすぐに—した」
ぶん‐や【分野】
人間の活動における、分化した一つの領域。物事のある方面・範囲。「新しい—の研究」
ぶん‐ゆう【分有】
[名](スル)一つのものをいくつかに分けて所有すること。「権利を—する」
ぶん‐よ【分与】
[名](スル)分けて与えること。「土地を兄弟各人に—する」
ぶん‐り【分利】
高熱などが急に下がり、平熱に戻ること。→渙散(かんさん)
ぶん‐り【分離】
[名](スル) 1 分かれて離れること。また、分けて離すこと。「ドレッシングの油が—する」「中央—帯」「政教—」 2 結晶・昇華・蒸留などにより、ある物質を分けて取り出すこと。 3 「分離の法則...