あいのりょうぶん【愛の領分】
藤田宜永の小説。熟年男女の恋愛を描く。平成13年(2001)刊。同年、第125回直木賞受賞。
あそび‐はんぶん【遊び半分】
[名・形動]いいかげんな気持ちで物事に取り組むこと。また、そのさま。「—に受験する」
あに‐ぶん【兄分】
1 仮に兄と定めた人。兄貴分。⇔弟分。 2 男色関係で、年上の者。念者(ねんじゃ)。「—への義理を立ててはこの山出づる事なし」〈浮・御前義経記・一〉
あね‐ぶん【姉分】
仮に姉と定めて敬う人。
あん‐ぶん【案分/按分】
[名](スル)基準となる数量に比例して物を分けること。「頭数に応じて、利益を—する」
いい‐ぶん【言(い)分】
1 主張したい事柄。特に、言い訳や異議・非難。「—を通す」「双方の—を聞く」 2 口論。口げんか。「此方の家さへ開けて下さるれば、—する事もござらぬ」〈浮・織留・四〉
いく‐ぶん【幾分】
[名]いくつかに分けたうちの一部分。いくらか。「もうけの—かを分けてやる」 [副]程度が小さいさま。いくらか。少し。「—気がひける」「—できが悪い」
いちご‐ぶん【一期分】
中世、一期(一生涯)に限って領有を認められた所領のこと。所領の分散を防ぐため、庶子や女子への譲渡は一期分とし、死後は惣領など所定の人に返還させた。
いち‐ぶ【一分】
1 重さ・長さや割合などの単位。→分(ぶ) 2 ごくわずかであることのたとえ。「—の隙(すき)も見せない」 3 「一分金」「一分銀」の略。 4 律令制の書記官である史生(しじょう)の異称。公廨稲...
いち‐ぶぶん【一部分】
全体の中のある部分。わずかな部分。「—まだ悪いところがある」