きりすて‐ごめん【切(り)捨て御免】
江戸時代、武士に与えられていた特権の一。町人・百姓などが無礼な行為に及んだ場合、殺しても処罰されなかったこと。転じて、弱者に対し、特権を用いて横暴なふるまいをすること。
きり‐す・てる【切(り)捨てる/斬(り)捨てる】
[動タ下一][文]きりす・つ[タ下二] 1 切り取ってその部分を捨てる。「枝を—・てる」 2 無益なもの、不要なものとして捨て去る。「弱者を—・てる」「過去を—・てる」 3 計算で、求める位未満...
きり‐ず【切(り)図】
全体の一部分を区切って作った地図。
きり‐ずみ【切り角】
⇒隅切(すみき)り角(かく)
きり‐ずみ【切(り)墨】
材木の、切る箇所を示すために引く墨の線。
きり‐ずみ【切(り)炭】
程よい長さに切った木炭。
きり‐せぶ【切り畝歩】
江戸時代、検地帳に一区画として登録されている田畑を分割して、その一部を質入れすること。
きり‐そ・ぐ【切り殺ぐ】
[動ガ五(四)]先がとがるように切り取る。「—・いだように立つ峰々」
きり‐そろ・える【切り揃える】
[動ア下一][文]きりそろ・ふ[ハ下二]切って、同じ長さや形にする。「前髪を—・える」
きり‐たお・す【切(り)倒す/斬(り)倒す】
[動サ五(四)] 1 立っている物を切って倒す。「杉の大木を—・す」 2 人を切って殺す。「敵を—・す」