く‐ぎり【句切り/区切り】
1 会話や文章などの、意味・発音上の切れ目。くぎれ。 2 物事の切れ目。段落。きり。「仕事に—をつける」
くぎり‐ふごう【句切り符号】
文中の語句の切れ目を示す符号。句読点・中点(なかてん)(中黒)・括弧(かっこ)など。
く‐ぎ・る【句切る/区切る】
[動ラ五(四)] 1 言葉や文章などに、意味・内容や音節などのまとまりで切れ目をつける。句読点や段落を施す。「一言一言—・って話す」 2 ある広さをもつものを、境をつけていくつかに分ける。境界を...
櫛(くし)の歯(は)が欠(か)けたよう
切れ目なく続くべきもの、そろって並んでいるはずのものが、ところどころ欠けているさま。「次々に客が座席を立ち、会場は—になる」 [補説]「櫛の歯が抜けたよう」とするのは誤り。
くとう‐てん【句読点】
文の切れ目や文中の意味の切れ目などに添える符号。句点と読点。広義には、句点・読点のほか、感嘆符・疑問符・中黒(なかぐろ)・コンマ・かっこ類などをも含めていうこともある。
句読(くとう)を切(き)・る
句読点を打って文の切れ目をはっきりさせる。
く‐またがり【句跨がり】
俳句・短歌などで、一つの語が二つの句の切れ目をまたぐもの。例えば、「海暮れて鴨(かも)の声ほのかに白し/芭蕉」では、「ほのかに」が2句と3句をまたいでいる。
こく【刻】
[音]コク(呉)(漢) [訓]きざむ [学習漢字]6年 1 刃物で切れ目を入れる。きざむ。「刻印/印刻・陰刻・彫刻・篆刻(てんこく)」 2 版木に彫る。書物を刊行する。「板刻・復刻・覆刻・翻刻」...
さ・ける【裂ける/割ける】
[動カ下一][文]さ・く[カ下二]ひと続きになっていたものが線状に切れて二つに離れる。また、切れ目が入る。「紙が—・ける」「地震で地面が—・けた」「口が—・けても言えない」
ざっくり
[副](スル) 1 力を込めて一気に切ったり割ったりするさま。大きく切れ目を入れるさま。「キャベツを—(と)切る」「布地に—(と)はさみを入れる」 2 深くえぐれたり、大きく割れたりするさま。「...