きりさげ‐がみ【切(り)下げ髪】
1 髪を首のあたりで切りそろえて垂らした髪形。 2 ⇒切り髪2
きり‐さ・げる【切(り)下げる】
[動ガ下一][文]きりさ・ぐ[ガ下二] 1 上から下へと切る。切り下ろす。「肩先から—・げる」 2 切って垂らす。「額に—・げた髪」 3 物価や貨幣価値を低くする。引き下げる。「為替レートを—・...
きり‐さば・く【切り捌く】
[動カ五(四)] 1 切っていくつかの部分に分ける。「マグロを—・く」 2 うまく処理する。取りさばく。「紛争を—・く」
きり‐ざんしょう【切(り)山椒】
糝粉(しんこ)に山椒の汁または粉と砂糖とを混ぜて蒸し、臼でついてから拍子木形に切った和菓子。《季 新年》「暮からの風邪まだ抜けず—/万太郎」
キリシタン【(ポルトガル)cristão】
天文18年(1549)フランシスコ=ザビエルの布教以来、日本に広がったキリスト教(カトリック)、またその信徒。江戸幕府は邪宗として弾圧した。伝来の当初は南蛮宗・伴天連宗(バテレンしゅう)ともよば...
キリシタン‐じ【キリシタン寺】
⇒南蛮寺(なんばんじ)
キリシタン‐だいみょう【キリシタン大名】
近世初期、キリスト教徒となった大名。高山右近・大友宗麟・有馬晴信・大村純忠・小西行長らが有名。豊臣秀吉や徳川氏の禁教令によって滅んだ。
キリシタン‐バテレン
《(和)cristão(ポルトガル)+padre(ポルトガル)》キリシタン布教時代の外国人宣教師で司祭職の者の称。
キリシタン‐ばん【キリシタン版】
近世初期、イエズス会が主として九州地方で刊行した活字本の総称。バリニャーノが天正18年(1590)に活字印刷機を伝えてから刊行。欧文本・ローマ字本・邦文本・欧和混用本がある。「ドチリナキリシタン...
キリシタン‐ぶぎょう【キリシタン奉行】
江戸幕府の職名。キリシタンの探索や取り締まりのために、寛永17年(1640)設置。のち宗門改役(しゅうもんあらためやく)と改称。