きり‐つ・める【切(り)詰める】
[動マ下一][文]きりつ・む[マ下二] 1 物の一部分を切り取って短くする。「裾を一〇センチほど—・める」 2 経費などを節約する。倹約する。「食費を—・める」
きり‐づかい【切(り)遣い】
昔、金銀を必要に応じて適当な量に切り、貨幣として使ったこと。
きり‐づけ【切(り)漬(け)】
大根・瓜などを小さめに切って塩で漬けたもの。→丸漬(まるづ)け
きり‐づま【切妻】
《「つま」は端の意》 1 切妻屋根の両端の、山形部分。切棟。 2 「切妻造り」の略。
きりづま‐づくり【切妻造(り)】
切妻屋根をもつ建物の様式。甍(いらか)造り。
きりづま‐はふ【切妻破風】
切妻屋根に取りつけた破風。切破風。
きりづま‐やね【切妻屋根】
大棟(おおむね)から両側に葺(ふ)きおろす形式の屋根。古代には真屋(まや)と称され、寄せ棟屋根よりも格が上とされた。→寄せ棟造り
きり‐とり【切(り)取り/斬(り)取り】
《「きりどり」とも》 1 切り取ること。 2 土木工事で、地面の高い所を削り取ること。 3 人を切って、金品を奪うこと。また、その人。「—するも浪人の習ひと」〈風来六部集・放屁論後編〉 4 (俗...
きりとり‐せん【切(り)取り線】
切り離す位置を示した線。多く破線・点線で示す。
きり‐と・る【切(り)取る】
[動ラ五(四)] 1 一部分を切って取る。「胃を半分—・る」 2 武力で領地などを奪い取る。「クニヲ—・ル」〈日葡〉