せっ‐かん【切諫】
[名](スル)強くいさめること。「此行の甚だ不利なるを—し」〈竜渓・経国美談〉
せっ‐さ【切磋/切瑳】
[名](スル)《骨・角(つの)などを切ったり磨いたりする意から》学問に励み徳義を磨くこと。努力を重ねること。「父母朋友の勤勉—するものなく」〈中村訳・西国立志編〉
せっ‐さく【切削】
[名](スル)金属などを切り削ること。「旋盤で鉄を—する」
せっさく‐かこう【切削加工】
[名](スル)金属材料を各種旋盤を用いて切削し、所定の形状・寸法に加工すること。
せっさ‐たくま【切磋琢磨】
[名](スル)《「詩経」衛風・淇奥から。「琢磨」は玉・石などを打ち磨く意》学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること。また、友人どうしで励まし合い競い合って向上すること。「互いに—して技...
せっ‐し【切枝/截枝】
樹木の枝を切りとり、切り口に新しい枝を発芽させること。
せっ‐し【切歯】
[名](スル) 1 歯をくいしばること。歯ぎしりすること。はがみ。 2 きわめて無念に思うこと。「生首(いきくび)を引抜んものと—して」〈染崎延房・近世紀聞〉 3 門歯。ヒトの場合にいう。前歯。
せっし‐やくわん【切歯扼腕】
[名](スル)《「史記」張儀伝にある言葉から》怒り・くやしさ・無念さなどの気持ちから、歯ぎしりをし腕を強く握り締めること。「出し抜かれたと知り—する」
せっ‐しょ【切所/節所/殺所】
山道などの、通行困難な所。難所。「鎖渡(くさりわた)しと云う難所がある。山国谿第一の—で」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
せっ‐しん【切診】
漢方で、触診のこと。