きり‐がたり【切(り)語り】
義太夫節一段のうち、最も重要な切りの部分を語る太夫。切り場語り。→口語り
きり‐がね【切(り)金】
江戸時代、債務を分割して弁済する手続き。また、その額。きりきん。
きり‐きざ・む【切(り)刻む】
[動マ五(四)]細かく切る。「キャベツを—・む」「身を—・まれる思い」
きり‐きず【切(り)傷/切り疵】
刃物などで切ってできた傷。切創。
きり‐きょうげん【切狂言】
⇒大切(おおぎ)り2㋑
きり‐きん【切(り)金】
1 室町時代、金の延べ金(がね)を必要に応じて切り、はかりにかけて貨幣として使ったもの。 2 ⇒きりがね
きり‐ぎし【切(り)岸】
《「きりきし」とも》切り立った険しいがけ。絶壁。断崖(だんがい)。
きり‐ぎん【切(り)銀】
中世末から近世初期、切り金と同様に使った銀。
きり‐くい【切り杭】
1 木の切り株。 2 《木の杭から芽が生え出るのにたとえて》中古、正月の女叙位(にょじょい)のとき、女官が、自分の年功と母親の年功を合わせて叙爵を申請したこと。
きり‐くぎ【切り釘】
「合い釘」に同じ。