あずけ【預け】
1 金や品物などを他人に渡し、その保管を頼むこと。「一時—」「—主(ぬし)」 2 江戸時代の刑罰の一。罪人を預けて、一定期間謹慎させること。預かる人によって、大名預け・町預け・村預け・親類預けな...
あほう‐ばらい【阿房払い】
江戸時代の刑罰の一。武士の両刀を取り上げて、また、裸にして追放した刑。
いかく‐せつ【威嚇説】
刑法理論で、刑罰の目的や機能を威嚇にあるとし、それによって犯罪が予防されると考える学説。
い‐ごう【移郷】
奈良・平安時代、本籍地から他郷に追われた刑罰。恩赦によって死罪を免れた殺人犯などに適用した。
いしこ‐づめ【石子詰(め)】
中世から近世にかけ、地に穴を掘って罪人を入れ、小石で埋め殺した刑罰。多く、私刑として行われた。
いっぱん‐よぼう【一般予防】
刑罰の目的は、社会一般への警告による犯罪防止にあるとする考え方。⇔特別予防。
いれ‐ずみ【入れ墨/文身/刺青】
1 皮膚に、針・骨片・小刀などで傷をつけ、墨汁などを入れて文字や絵画などを描くこと。また、そのもの。酸化鉄・朱(しゅ)などを入れて着色もする。江戸時代から遊び人などの間に多く行われた。彫り物。刺...
いん‐きょ【隠居】
[名](スル) 1 官職・家業などから離れて、静かに暮らすこと。また、その人。民法旧規定では、戸主が生前に家督を相続人に譲ることをいう。「社長のポストを譲って—する」「御—さん」 2 俗世を離れ...
ウイルス‐さくせいざい【ウイルス作成罪】
《「不正指令電磁的記録に関する罪」の通称》コンピューターウイルスなどのマルウエアの作成・提供に対する刑罰。平成23年(2011)の刑法改正で新設。刑法第168条が禁じ、3年以下の懲役または50万...
うし‐ざき【牛裂き/牛割き】
戦国時代に行われた刑罰の一。罪人の手足を2頭または4頭の牛にくくりつけ、牛を左右・四方に走らせるもの。