ジェームズロス‐とう【ジェームズロス島】
《James Ross Island》南極大陸の南極半島北東岸に浮かぶ島。大陸とはプリンスグスタフ海峡で隔てられる。1903年にスウェーデンの探検隊により発見。名称は、1842年にこの海域を探検...
ジオスミン【geosmin】
《「ゲオスミン」とも》有機化合物の一種。雨が降った時の地面の匂いとされる。六員環が二つつながったデカリンの誘導体であり、光学異性体が存在する。放線菌の代謝物として初めて単離された。化学式C12H22O
ジカ‐ウイルス【Zika virus】
フラビウイルス属のウイルスの一つ。1947年にウガンダのジカ森林でアカゲザルから初めて分離された。ネッタイシマカやヒトスジシマカなどのヤブカを媒介して人に感染し、軽度の発熱や頭痛などを主症状とす...
ジスエックス‐ゼロにゼロはち【JIS X 0208】
昭和53年(1978)にJIS(日本産業規格)で定めた符号化文字集合の規格。日本で初めて規定された、漢字を含む日本語の文字集合。制定時の規格番号はJIS C 6226。通称JIS78または旧JI...
じっしょう‐しゅぎ【実証主義】
知識の対象を経験的事実に限り、その背後に超経験的実在を認めない立場。超越的思弁を排し、近代自然科学の方法を範とする。サン=シモンが初めて用い、コントによって提唱された。実証論。
じつの‐ところ【実の所】
[副]本当を言うと。打ち明けて言うと。実は。副詞的に用いる。「—拝見するのは初めてです」
ジャクソンがた‐てんかん【ジャクソン型癲癇】
《Jacksonian epilepsy》後天的に起こる症候性癲癇。身体の一部から始まった痙攣(けいれん)が、徐々に全身に広がる。英国の神経学者ジャクソンが初めて記載した。
じゃくめつ‐いらく【寂滅為楽】
仏語。涅槃(ねはん)の境地に至って、初めて真の安楽を得ることができるということ。
ジャメ‐ビュ【(フランス)jamais vu】
日常見なれたものを初めて見たと感じる体験。統合失調症や癲癇(てんかん)でみられる。未視感。→デジャビュ1
じゅうごしょうねん【十五少年】
フランスの作家、ジュール=ベルヌの冒険小説「2年間の休暇(Deux ans de vacances)」(1888)を森田思軒が少年向けに日本語訳したもの。訳は英語版からの抄訳。明治29年(189...