あめ‐いちばん【雨一番】
北国で、立春以後初めて、雪がまじらないで降る雨のこと。 [補説]札幌付近で、3月中旬ころに降ることが多い。
あやっ‐こ【綾っ子】
生まれた子を初めて宮参りさせるとき、鍋墨(なべずみ)や紅で額に×印や「犬」の字などを書く風習。魔よけや子の成長を願うためという。
あら‐くち【新口】
新しく醸造した酒を初めて桶(おけ)から出して飲むこと。初飲み。
あらため‐て【改めて】
[副] 1 再び新しく行うさま。もう一度。別の機会に。「後日—書面を出します」 2 初めて経験するように感じるさま。事新しく。今さらのように。「親が死んで—ありがたさを知った」
あら‐ぼとけ【新仏】
死後初めての盆に供養される死者の霊。新精霊(あらしょうりょう)。新霊(あらみたま)。しんぼとけ。
アリストテレス‐の‐ちょうちん【アリストテレスの提灯】
ウニ類の口部にある咀嚼(そしゃく)器官。アリストテレスが、古代ギリシャ製の提灯に似た形のものとして初めて記載。
あるき‐ぞめ【歩き初め】
幼児が初めて歩きだすこと。また、その時にする祝い。ありきぞめ。
アルジャミ‐アルカビール【Al-Jami al-Kabir】
イエメンの首都サヌアの旧市街にあるイスラム寺院。イスラム教がイエメンに初めて伝えられた7世紀前半に建造。世界最古のモスクの一つとされる。グレートモスク。
アルツハイマー‐びょう【アルツハイマー病】
アルツハイマー型認知症のうち、初老期(65歳未満)に発症するタイプのもの。進行が速い。ドイツの精神医学者アルツハイマー(A.Alzheimer)が1906年に初めて報告。アルツハイマー型初老期認...
アルテミシニン【artemisinin】
《「アーテミシニン」とも》抗マラリア薬として利用される天然の有機化合物。1972年、中国の医学者・薬学者屠呦呦(トウヨウヨウ)がヨモギ属のクソニンジンから初めて抽出・精製し、分子構造を明らかにし...