はつ‐いち【初市】
新年初めて開く市。また、その年最初の市。《季 新年》「—や北の都の熊の皮/挿雲」
はつ‐うぐいす【初鶯】
その年の春に初めて鳴くウグイス。また、その声。《季 新年》
はつ‐お【初麻】
その年に初めて収穫したアサ。
はつ‐かい【初会】
新年になって初めての会合。《季 新年》
はつ‐かいし【初懐紙】
年頭に初めて懐紙に記した連句。《季 新年》
はつ‐かおあわせ【初顔合(わ)せ】
1 関係者が初めて集まること。「新役員の—」 2 映画・演劇などで、初めて共演すること。「二大女優の—」 3 相撲、競技などで、初めて対戦すること。
はつ‐かがみ【初鏡】
新年に初めて鏡に向かって化粧すること。初化粧。《季 新年》「まだ何も映らでありぬ—/虚子」
はつ‐かまど【初竈】
新年に初めてかまどに火をたくこと。《季 新年》
はつ‐かみ【初髪】
新年に初めて結い上げた女性の髪。《季 新年》「—にかかるも神の埃かな/風生」
はつ‐かんせつ【初冠雪】
夏が過ぎて、その冬初めて山頂に雪が積もること。