えん‐きょく【宴曲】
鎌倉中期から室町時代にかけて、貴族・武家・僧侶の間で流行した歌謡の一。院政時代の雑芸(ぞうげい)・今様(いまよう)の系統を引き、これに天台声明(しょうみょう)の節まわしを取り入れたもの。作者には...
えんじょう‐じ【円成寺】
奈良市忍辱山(にんにくせん)町にある真言宗御室(おむろ)派の寺。山号は忍辱山。天平勝宝8年(756)、聖武・孝謙両天皇の勅願により建立。開創は唐の僧虚滝(ころう)。中興は実範。初め忍辱施寺と称し...
エントリー‐シート
《(和)entry+sheet》企業が就職希望者に提出させる人物調書。学歴・職歴・取得資格など通常の履歴項目のほかに、自己PR、志望動機など独自の質問について記入させる。ES。 [補説]平成3年...
おうらい‐もの【往来物】
平安末期から明治初期にかけて編集・使用された、一種の初歩教科書の総称。「明衡往来(めいごうおうらい)」に始まり、初めは手紙の模範文例集であったが、近世では項目も多様化し、寺子屋の教科書となった。
おおさか‐とりひきじょ【大阪取引所】
大阪市中央区北浜にあるデリバティブ専門の金融商品取引所。旧商号は「大阪証券取引所」。令和2年(2020)7月、東京商品取引所から貴金属・ゴム・農産物市場の一部商品が移管され、総合取引所となる予定...
おおたに‐ほんびょう【大谷本廟】
京都市東山区五条坂にある浄土真宗本願寺派の祖廟。親鸞の遺骨は初め大谷の地に葬られ、文永9年(1272)吉水の北に改葬。慶長8年(1603)この地に移された。西大谷。
おお‐もじ【大文字】
1 欧文の文字で、文の初め、または固有名詞の最初などに用いるもの。アルファベットのA・B・Cの類。キャピタルレター。⇔小文字(こもじ)。 2 基準のものよりも、大きな文字。
公(おおやけ)に◦する
事実や意見を社会に知らせる。公表する。また、著書を世に出す。「当時の外交文書が初めて—◦された」
おか‐でら【岡寺】
奈良県高市郡明日香村岡にある真言宗豊山派の寺。山号は東光山。正しくは竜蓋寺。天智天皇2年(663)、天皇が義淵に岡本宮を与え、寺としたのに始まるという。初めは法相宗。西国三十三所第7番札所。義淵...
オカピ【okapi】
キリン科の哺乳類。体高約2.5メートル。首がやや長く、体は濃褐色で四肢に白い縞(しま)がある。アフリカのコンゴ地方の密林にすみ、1901年に初めてヨーロッパに紹介された。