おん‐の‐じ【御の字】
《江戸初期の遊里語から出た語。「御」の字を付けて呼ぶべきほどのもの、の意から》 1 非常に結構なこと。望んだことがかなって十分満足できること。「出費がこの程度で済めば—だ」 2 最上のもの。「—...
おん‐ぶつ【恩物】
《(ドイツ)Gabeの訳語。神が幼児に賜った贈り物の意》幼児の自己活動を促進するための遊び道具。ドイツの教育者フレーベルの創案。明治初期に日本に導入された。
オンプレミスがた‐ピービーエックス【オンプレミス型PBX】
《on-premises PBX》自社内に設置して管理・運用する構内交換機(PBX)。クラウド型PBXに比べ、導入に際して初期費用がかかるが、安全性が高く、音質も安定している。
オーニソプター【ornithopter】
鳥やコウモリのように翼をはばたかせることによって浮力・推進力を得る形式の航空機。航空機開発の初期において、レオナルド=ダ=ビンチをはじめ、はばたき型の飛行機械が考案されたが、いずれも実現に至らず...
かいか‐どんぶり【開化丼】
どんぶり飯に、牛肉とタマネギの卵とじをのせたもの。明治初期に入ってきたタマネギと、一般に禁忌だった牛肉を新しく使ったところからいう。
かいがら‐ぶし【貝殻節】
鳥取県の民謡。鳥取市賀露(かろ)港(現在の鳥取港)一帯で、ホタテガイ漁の際に歌われたもの。昭和初期、浜村温泉の宣伝歌として流布。
かい‐き【海気/海黄】
絹織物の一。ふつう縦糸も横糸もともに練り糸を用いた平織。滑らかで光沢がある。近世初期に渡来した中国産で、日本でも甲斐国郡内地方で産するようになり、甲斐絹の字を当てた。夜具地・羽織地などに用いられる。
かいせい‐がっこう【開成学校】
明治初期の官立学校。江戸幕府の開成所が、明治元年(1868)新政府に接収されて改称したもの。その後、大学南校・第一大学区第一番中学・開成学校・東京開成学校などの名称を経て、明治10年(1877)...
かいほうゆうしょうふさいぞう【海北友松夫妻像】
江戸時代初期の画家海北友雪の筆、その次男である海北友竹の賛による絵。紙本著色。自身の絵を眺める海北派の祖海北友松と、その妻の姿が描かれている。国指定重要文化財。
カイラーサナータル‐じいん【カイラーサナータル寺院】
《Kailasanathar Temple》インド南部、タミルナドゥ州の都市カンチプラムにあるヒンズー教寺院。パラッバ朝時代の8世紀初めに建立。シバ神を祭る。本堂や祠堂の壁面は、王朝の象徴である...