けんかえれじい
鈴木隆の小説。昭和初期の旧制中学を舞台に、バンカラな少年たちの青春を描く。昭和41年(1966)刊行。同年、鈴木清順監督、新藤兼人脚色により映画化。
けんきゅう【建久】
鎌倉初期、後鳥羽天皇・土御門(つちみかど)天皇の時の年号。1190年4月11日〜1199年4月27日。
けんにん【建仁】
鎌倉初期、土御門(つちみかど)天皇の時の年号。1201年2月13日〜1204年2月20日。
けんぽう【建保】
鎌倉初期、順徳天皇の時の年号。1213年12月6日〜1219年4月12日。けんぽ。
けんむねんかんき【建武年間記】
室町初期の記録書。1巻。著者・成立年未詳。建武政府が発布した法令や、建武政権下の世相を風刺した「二条河原の落書」などを収める。建武記。
けんや‐やき【乾也焼】
明治初期、三浦乾也が東京向島で焼きはじめた陶器。尾形乾山の作風に倣ったもので、茶陶が多い。
けんりゃく【建暦】
鎌倉初期、順徳天皇の時の年号。1211年3月9日〜1213年12月6日。
けんれいもんいんうきょうのだいぶしゅう【建礼門院右京大夫集】
鎌倉初期の私家集。2巻。建礼門院右京大夫の自撰。貞永元年(1232)ころ成立。亡き愛人平資盛(たいらのすけもり)への追憶を主題とする歌約360首を日記的に収めたもの。
げいじゅつのいみ【芸術の意味】
《原題The Meaning of Art》リードによる美術評論。1931年刊。数度の改訂版を経た最終版は1968年に刊行。シュールレアリスムを擁護した著者による、ごく初期の造形芸術論。
げかんしゅう【下官集】
鎌倉初期の歌学書。1巻。藤原定家著とされる。成立年代未詳。仮名で草子や歌を書くときの法式を記し、定家仮名遣いについて述べたもの。