かけ‐だし【掛(け)出し】
1 建物の一部を突き出して造ること。また、その部分。「—舞台」 2 両替をするとき、客に渡す金銀の目方をごまかして実際より多めに読むこと。また、それによって得る利益。〈日葡〉⇔掛け込み。
かさもり‐いなり【笠森稲荷】
大阪府高槻市にある笠森(かさのもり)神社の通称。また、そこから勧請(かんじょう)された神社。江戸谷中にあったものが著名。瘡(かさ)(皮膚病)よけに利益があるとされた。
かし【貸し】
1 貸すこと。また、貸した金品。「君には一万円の—がある」⇔借り。 2 他人に利益や恩義を与えて、まだその返礼を受けていないこと。「彼に仕事を世話した—がある」⇔借り。 3 簿記で、「貸し方」の...
かしきんぎょう‐ほう【貸(し)金業法】
貸金業規制法(貸金業の規制等に関する法律)の新名称。平成19年(2007)の改正の折に名称を変更。昭和58年(1983)、貸金業を届出制から登録制に変更、貸金業の適正な運営と貸金需用者の利益の保...
かじば‐どろぼう【火事場泥棒】
1 火事場のどさくさに紛れて盗みを働く者。火事どろ。 2 ごたごたにつけこんで不正な利益を得ること。また、その人。火事どろ。
かぞく‐しんたく【家族信託】
家族間で信託契約を結び、財産の管理を任せること。財産を持っている人(委託者)が、一定の目的のために、信頼できる家族(受託者)に財産を託し、受託者は契約に従ってその財産を管理・処分し、得られた利益...
かたい‐はさんざい【過怠破産罪】
債務者が財産を浪費したり、はなはだしく減少させたりして、債権者に不利益・不平等をもたらす行為で、破産法第375条に規定されているもの。破産手続開始の決定(旧法の破産宣告の確定)によりその罪が成立する。
火中(かちゅう)の栗(くり)を拾(ひろ)う
《猿におだてられた猫が、いろりの中の栗を拾って大やけどをしたという、ラ‐フォンテーヌの寓話(ぐうわ)から》自分の利益にならないのに、他人のために危険を冒すたとえ。
か・つ【勝つ/克つ/贏つ】
[動タ五(四)] 1 戦ったり競い合ったりした結果、相手より優位な立場を占める。競争相手を負かす。勝利を得る。「喧嘩(けんか)に—・つ」「販売競争に—・つ」「ストレートで—・つ」⇔負ける。 2 ...
かねくい‐むし【金食い虫】
費用ばかりかかって利益を上げないことをののしっていう語。