きざみ‐づけ【刻み漬(け)】
野菜を細かく刻んで塩漬けにしたもの。切り漬け。一夜(いちや)漬け。
きざみ‐のり【刻み海苔】
焼きのりを細く刻んだもの。料理にふりかけて用いる。
きざみ‐びょうし【刻み拍子】
能の足拍子の一。細かく数多く踏むもの。
きざみ‐め【刻み目】
刻みをつけたしるし。「柱に—をつける」
きざ・む【刻む】
[動マ五(四)] 1 刃物で物を細かく切る。「ネギを—・む」 2 物の形を彫りつける。彫刻する。「仏像を—・む」 3 刃物などで筋状に切れ目を入れる。また、彫ったような凹凸をつける。「文字を碑に...
ぎざ‐ぎざ【刻刻/段段】
[名・形動]のこぎりの歯のような細かい刻み目。また、その刻み目のあるさま。「—のある葉っぱ」「切り口が—になる」 [副](スル) のこぎりの歯のような刻み目が続いているさま。「縁(ふち)が—...
こく【刻】
1 きざむこと。彫りつけること。 2 (「剋」とも書く)旧暦の時間および時刻の単位。漏刻の漏壺(ろうこ)内の箭(や)に刻んである目盛りから。 ㋐一昼夜を48等分した一。一時(いっとき)の4分の1...
こく【刻】
李良枝(イヤンジ)の長編私小説。昭和60年(1985)刊行。
こく【刻】
[音]コク(呉)(漢) [訓]きざむ [学習漢字]6年 1 刃物で切れ目を入れる。きざむ。「刻印/印刻・陰刻・彫刻・篆刻(てんこく)」 2 版木に彫る。書物を刊行する。「板刻・復刻・覆刻・翻刻」...
こく‐い【刻意】
深く気を配ること。心を砕くこと。苦心すること。「却って長閑(のどか)な春の感じを—に添えつつある」〈漱石・草枕〉