こく‐ちょう【刻彫】
《「こくぢょう」とも》ほりきざむこと。彫刻。〈日葡〉
こく‐づけ【刻付け】
時刻を指定すること。刻限付け。「都に—の早飛脚を立て」〈浮・伝来記・一〉
こく‐はく【酷薄/刻薄】
[名・形動]残酷で薄情なこと。また、そのさま。「—な高利貸し」 [派生]こくはくさ[名]
こく‐ほん【刻本】
「版本」に同じ。
こく‐めい【刻銘】
金属器や石碑などにきざまれた製作者の名や年月日などの文字。
こく‐ろう【刻漏】
水時計。漏刻。
こっ‐か【刻下】
ただいま。目下。「—の急務」
こっ‐く【刻苦】
[名](スル)心身を苦しめて、励み努めること。「—して勉学に励む」「—精励」
こっく‐べんれい【刻苦勉励】
[名](スル)大変な苦労をして、勉学などにつとめはげむこと。
こっ‐こく【刻刻】
[名]時の流れのひと区切りひと区切り。「時々—を大切に生きる」 [副]時間を追って。時間がたつのにつれて。「—と近づく」「凶猛な勇気が、—に力を増して来た」〈芥川・偸盗〉