つうかんベース‐ぼうえきしゅうし【通関ベース貿易収支】
財務省が毎月発表する貿易統計をもとに算出される貿易収支。貨物が税関を通過した時点で輸出入額を集計し、輸出は運賃・保険料を含まないFOB価格、輸入は運賃・保険料を含むCIF価格で計上される。 [補...
つがいけ‐こうげん【栂池高原】
長野県北西部、白馬(しろうま)岳東麓に広がる親の原を中心とした標高800メートル前後の高原。一帯は日本有数のスキー場として有名。
つき‐の‐ころ【月の頃】
月が出ているころ。月の眺めのよいころ。特に、満月の前後数日の間。「夏は夜。—はさらなり」〈枕・一〉
つき‐の‐じょうざ【月の定座】
連歌・連句で、一巻(ひとまき)のうち、月の句を詠みこむ箇所。歌仙では、初表(しょおもて)の5句目、初裏の8句目、名残の表の11句目の3か所。百韻では、初表の7句目、初裏の10句目、二の表・三の表...
つじ‐ぶさ【辻総】
馬具の総尻繋(ふさしりがい)の一。尻繋の組み違えの前後に総をつけ、胸繋(むながい)も間をおいて総をつけたもの。簡素な総尻繋で、殿上人(てんじょうびと)、また地下(じげ)では検非違使(けびいし)の...
つの‐だいし【角大師】
1 元三(がんざん)大師良源(りょうげん)のこと。また、夜叉(やしゃ)の形相をかたどったという、2本の角の生えたその画像。 2 1の姿を印刷した絵。魔除(まよ)けなどとして門口にはったり、また、...
つり‐だい【釣(り)台】
人や物をのせて運ぶ台。板を台とし、両端をつり上げて前後からかつぐ。
ていすう‐ふきんこう【定数不均衡】
ある選挙区の議員定数と有権者数との比率が、他の選挙区における比率と著しく均衡を欠くこと。議員一人当たりの有権者数が少ない選挙区ほど有権者の一票の価値は大きくなる。不均衡を是正するため、選挙区の定...
ていそく‐ちゅうせいし【低速中性子】
エネルギーが約100電子ボルト以下の中性子。加速器中性子源や研究用原子炉で発生させることができ、中性子の散乱や回折による原子構造の解析や非破壊検査などに利用される。媒質中の分子と熱平衡に達し、0...
て‐ぐるま【手車/輦/輦車】
1 人の手で押し、または引く小形の車。物を運ぶのに使う。 2 土砂などを運ぶ、2本の柄のついた手押しの一輪車。 3 自家用の人力車。「—へ乗って、立派な玄関のある家をこしらえるに相違ない」〈漱石...