ぜん‐けい【前掲】
[名](スル)文章で、その箇所よりも前に書き記されたこと。また、その記述。前出。「—した資料をもとに解説する」「—書」⇔後掲。
ぜん‐けい【前景】
1 前方に見える景色。 2 絵や写真などで、主題となる人物や風景の前面に取り入れる景色。また、手前の方にある舞台装置。⇔後景。
ぜん‐けい【前頸】
首の前部。「—部」
ぜんけい‐ぶ【前頸部】
首の前方の部分。甲状腺・喉頭・気管・食道などの臓器がある。→項部
ぜん‐けん【前件】
1 前にあげた箇条。前述の事柄。 2 「もしsがpならば、QはRである」という形式をとる仮言的判断において、「もしsがpならば」の、条件の部分。⇔後件。
ぜん‐けん【前賢】
「先賢(せんけん)」に同じ。
ぜんけんこじつ【前賢故実】
江戸後期の伝記集。10巻20冊。菊池容斎編・画。天保7〜明治元年(1836〜1868)刊。神武天皇から後村上天皇までの明君・賢人500人余りの肖像を描き、略伝を記述。
ぜんけんひてい‐の‐きょぎ【前件否定の虚偽】
仮言的三段論法において生じる虚偽の一。前件が否定されることから後件も否定するところに生じる。例えば、「ある図形が正三角形ならばそれは二等辺三角形である」「その図形は正三角形ではない」故に「それは...
ぜん‐げつ【前月】
今月のすぐ前の月。先月。また、ある月の前の月。
ぜん‐げん【前言】
[名](スル) 1 前に言った言葉。「—を取り消す」 2 昔の人の言い残した言葉。 3 将来のことを前もって述べること。「過去に証して将来を—するまでのことにして」〈福沢・福翁百話〉