たん‐ぜん【丹前】
1 防寒のための部屋着の一種。厚く綿を入れた広袖(ひろそで)の着物。丹前風呂に通う客の風俗からこの名が出た。京坂に起こり、江戸の「どてら」に似る。《季 冬》 2 丹前風呂に通う町奴などの風俗。丹...
だいしょう‐まえ【大小前】
能舞台で、大鼓方と小鼓方の定位置の中間の前あたりの場所。本舞台の正面後方になる。
だし‐まえ【出し前】
費用を分担するときの、その人の負担すべき費用。
ちくぜん【筑前】
旧国名の一。現在の福岡県北西部にあたる。古くは筑紫(つくし)の一部。
ちょう‐ぜん【兆前】
きざしが現れる前。「—に機を見る人は潜(ひそ)かにこれを怪しめり」〈太平記・二〇〉
ちょく‐ぜん【直前】
1 物事の起こったり行われたりするすぐ前。「出発—に事故が発生した」⇔直後。 2 すぐ前。目の前。「車の—を横断する」⇔直後。
つか‐まえ【柄前】
刀の柄。また、そのつくり。
つり‐おまえ【釣り御前】
掛け軸に仕立て上げた絵像の持仏。
てい‐ぜん【庭前】
庭の家に近い部分。にわさき。
てき‐ぜん【敵前】
敵軍・敵陣のすぐ前。「—逃亡」