ぶつ‐ぜん【仏前】
仏の前。また、仏壇・位牌(いはい)の前。「—にぬかずく」→御仏前(ごぶつぜん)
ほう‐ぜん【宝前】
神仏の前を尊んでいう語。ひろまえ。
ほとけ‐ごぜん【仏御前】
平家物語の登場人物。京都の白拍子。祇王(ぎおう)にかわって平清盛の寵愛(ちょうあい)を受けたが、祇王のあとを追って尼となった。
ぼ‐ぜん【墓前】
墓所のまえ。はかのまえ。
ぼつ‐ぜん【没前/歿前】
死ぬ前。生前。⇔没後。
まえ【前】
[名]《「目(ま)方(へ)」の意》 1 普通の状態で顔または視線の向いている方向。おもて。前方。「まっすぐ—を向く」⇔後ろ。 2 他人のいるところ。面前。「子供の—でそんなことは話すな」 3 ...
まえ‐まえ【前前】
ずっと前。かねて。以前。「—からの約束」「—から気になっている」
まつまえ【松前】
北海道南西端部の地名。江戸時代は松前氏の城下町で、蝦夷(えぞ)経営の中心となった。福山城(松前城)がある。コンブ・イカ・ホッケなどを産する。
まと‐まえ【的前】
射術練習のため、的に向かって弓を射ること。
ま‐の‐まえ【眼の前】
めのまえ。がんぜん。「げに—に、ゆゆしきさまにて死なんを見んよりは」〈宇治拾遺・一〇〉