ぎゃく‐どう【逆胴】
剣道で、相手の左胴を打つこと。通常は右胴を打つが、相手が左片手横面または片手突きにきた場合に、右前に出るか左うしろに下がりながら行う。
ぎり‐ぎり
[副] 1 物が強く擦れ合う音やそのさまを表す語。「歯を—(と)食いしばる」 2 強く力を入れるさま。また、強く巻きつけるさま。「ひもで—(と)縛る」 3 気がいらだつさま。「もう—して来た葉子...
ぎん‐ごしらえ【銀拵え】
銀で作ったり飾ったりすること。また、そのもの。特に、刀剣の付属金具についていう。しろがねづくり。「—の胴金(どうがね)」
くがつのそら【九月の空】
高橋三千綱の小説。剣道を通じ成長する高校生の姿を描く。昭和53年(1978)発表。同年、第79回芥川賞受賞。
くさなぎ【草薙】
静岡市の地名。日本武尊(やまとたけるのみこと)の草薙剣(くさなぎのつるぎ)の伝説地。草薙神社がある。
くさなぎ‐の‐つるぎ【草薙剣】
三種の神器の一。天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)の別称。名は、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征のおり、倭姫命(やまとひめのみこと)から賜ったこの剣で草をなぎ払って難を逃れたのに由来し、の...
くすり‐もぐさ【薬艾】
1 灸(きゅう)に用いるもぐさ。硫黄(いおう)・麝香(じゃこう)などを混ぜ合わせたもぐさ。 2 効き目や利益のあるもの。「女夫中よい暮らしこそ所帯の—なれ」〈浄・栬狩剣本地〉
くすん‐ごぶ【九寸五分】
1 刃の部分の長さが9寸5分(約29センチ)の短刀。鎧通(よろいどお)し。 2 女性が護身用に帯にさした短刀。懐剣(かいけん)。
くだ‐くだ
[副]同じことを何度も繰り返したり、長々としつこく細かに述べたりするさま。くどくど。「—(と)弁解する」 [形動ナリ]細かに砕き、または切るさま。「十づかの剣をぬいて、大蛇を—にきり給ふ」〈...
くっきょう‐いち【究竟一】
1 最もすぐれていること。「大のみ小のみ手斧鋸(のこぎり)遣り鉋(かんな)、—の手裏剣と」〈浄・出世景清〉 2 この上なく好都合なこと。「必定(ひつぢゃう)久吉この内に忍び居るこそ—」〈浄・太功記〉