ちゃ‐ばん【茶番】
1 客のために茶の用意や給仕をする者。 2 こっけいな即興寸劇。江戸歌舞伎の楽屋内で発生し、18世紀中ごろ一般に広まった。口上茶番と立ち茶番とがある。茶番狂言。 3 底の見えすいた、下手な芝居。...
ちゃん‐ばら
《「ちゃんちゃんばらばら」の略》刀で斬(き)り合うこと。また、それを見せ場とする芝居や映画。剣劇。「—映画」
ちゅう‐けん【中堅】
1 社会や団体の中心となって活動する人。「会社の—として活躍している」「—幹部」 2 規模や質が中くらいな物。「—校に合格した」「—商社」 3 全軍の中央にあり、将軍の直接指揮する精鋭部隊。中軍...
ちゅうじょう‐りゅう【中条流】
1 剣術の一派。室町時代の兵法家中条兵庫助長秀を流祖とする。 2 産婦人科・小児科の医術の一派。豊臣秀吉の家臣、中条帯刀を始祖とする。江戸時代には堕胎を専門とした医者に中条流を名のる者が多かった。
ちゅう‐だん【中段】
1 なかほどの段。階段などのなかほど。「長い石段の—あたりで一息つく」 2 なかほどの段階。いくつかある段階のなかほど。「着色の工夫は、総て色の変化の—においてなさるべきだ」〈横光・機械〉 3 ...
チュルク【Celuk】
インドネシア南部、バリ島南部の村。デンパサールの北東郊に位置する。金銀細工の村として知られ、クリスとよばれる短剣や銀の装飾品などを製作する工房が多く集まっている。
ちょう‐けん【長剣】
1 長いつるぎ。⇔短剣。 2 時計の長針。⇔短剣。
ちょう‐しん【長針】
時計の分を刻む長いほうの針。分針(ふんしん)。長剣。⇔短針。
ちょう‐じ【丁子/丁字】
1 フトモモ科の常緑高木。芳香があり、葉は楕円形で両端がとがる。筒状の花が房状に集まってつき、つぼみは淡緑色から淡紅色になり、開花すると花びらは落ちる。つぼみを乾燥したものを生薬や香辛料にし、ま...
ちょつ・る
[動ラ四]少しけずりとる。ちょっとそぐ。「氷の剣、逆手に持って波旧苔の髭(ひげ)をこそげる、頤(おとがい)—・る」〈浄・国性爺後日〉