せん‐ざい【煎剤】
生薬を精製水で浸出させて製した液剤。煎じ薬。
せんたくてき‐じょそうざい【選択性除草剤】
有用植物には作用せず、雑草だけを枯らす除草剤。イネには無害で広葉の雑草を枯らすもの、豆類や野菜など広葉の作物に混じって生えるイネ科の雑草だけを枯らすものなどがある。→非選択性除草剤
せんぱつ‐ざい【染髪剤】
染髪に用いる薬剤。
そうえん‐ざい【蒼鉛剤】
ビスマスの入った薬剤。収斂(しゅうれん)・防腐作用があり、下痢止めや梅毒の治療に用いる。
そくせん‐ざい【促染剤/速染剤】
染色の際、染着力を増すために加える薬剤。酢酸(さくさん)・蟻酸(ぎさん)など。
そしき‐せっちゃくざい【組織接着剤】
外科手術の際、切断面や切離面を接着・被覆するための製剤。液状またはシート状で、主成分はヒトやウシに由来するフィブリノゲンとトロンビンからなる。
ぞうえい‐ざい【造影剤】
X線の透視・撮影の際、臓器などの明確な像を得るために用いる薬品。硫酸バリウム・ヨード製剤など。
ぞうかん‐ざい【増感剤】
増感のために介在する物質。写真感光では、感光波長域を広めるための増感色素などをいう。
ぞうき‐せいざい【臓器製剤】
動物の臓器を原料として製した薬剤。肝臓・胆嚢(たんのう)・膵臓(すいぞう)・甲状腺などを用いた利胆薬・ホルモン剤など。
ぞうけつ‐ざい【造血剤】
血液中の赤血球・ヘモグロビンを増加させる薬剤。鉄剤や葉酸・ビタミンB12・肝臓製剤など。貧血の治療に用いる。増血剤。