つうけい‐ざい【通経剤】
通経のための薬。ふつうは子宮の収縮を促す植物性下剤が用いられる。催経剤。
てきか‐ざい【摘果剤】
植物の生長を調節する薬剤のうち、果実の落下、成熟促進を促すもの。植物ホルモンなどを用いた薬剤で、使用目的によって、使用時期や散布量を調節する。
てき‐ざい【滴剤】
微量で効果があらわれるため、用量を滴数で示す薬液。
テップ‐ざい【テップ剤】
⇒テップ
てつ‐ざい【鉄剤】
鉄欠乏性貧血の治療に用いる薬剤。硫酸鉄や有機酸の鉄塩が用いられる。
てつ‐ばいせんざい【鉄媒染剤】
鉄塩からなる塩基性媒染剤。羊毛には緑礬(りょくばん)、絹には硝酸鉄・木酢酸鉄などを用いる。
てんがん‐ざい【点眼剤】
眼病の治療などのために、目に垂らして用いる水薬。点眼薬。目薬。
てんしょく‐ざい【展色剤】
絵の具・塗料などで、顔料を均等に分散・付着させる媒体となる液状成分。油絵の具におけるボイル油など。ビヒクル。メディウム。
てんじ‐ざい【点耳剤】
外耳炎・中耳炎などの治療のために、耳孔に用いられる液剤。点耳薬。
てんちゃく‐ざい【展着剤】
殺虫剤や殺菌剤が植物や害虫に付着・浸潤するように、主剤にまぜる薬剤。