ばいせん‐ざい【媒染剤】
媒染の際、繊維に染料を固着させる役をする物質。アルミニウム・クロム・鉄などの金属塩やタンニン酸などが用いられ、染料と結合して水に溶けない化合物を形成する。
ばっせん‐ざい【抜染剤】
抜染に使用する色抜き用の薬剤。酸化抜染剤・還元抜染剤などがある。
パスタ‐ざい【パスタ剤】
粉末医薬品を多量に含む軟膏(なんこう)剤。泥膏(でいこう)。
パップ‐ざい【パップ剤】
医薬品の粉末と精油成分を含み、湿布に用いる泥状の外用剤。ふつうカオリンパップが用いられる。以前は亜麻仁・芥子泥(かいしでい)・麦などを煮て粥状にしたものが用いられた。
パラコート‐ざい【パラコート剤】
⇒パラコート
ひイオン‐かいめんかっせいざい【非イオン界面活性剤】
水溶液中でイオンに解離しない界面活性剤の総称。親水基として水酸基やエステル基、親油基としてアルキル基をもつものが知られる。乳化剤、安定剤、洗剤などに用いられる。非イオン活性剤。ノニオン界面活性剤。
ひイオン‐かっせいざい【非イオン活性剤】
⇒非イオン界面活性剤
ひかねつ‐せいざい【非加熱製剤】
血液などを由来とする医薬品のうち、加熱による滅菌・ウイルス不活化操作を行っていないもの。 [補説]日本では、昭和60年代前半まで、非加熱血液凝固因子製剤が血友病などの治療に用いられ、そこに混入し...
ひかねつ‐のうしゅくけつえきせいざい【非加熱濃縮血液製剤】
血液を遠心分離して水分を取り除き、さらに化学的な処理を施すことで作られた非加熱製剤。非加熱フィブリノゲン製剤などがあったが、現在は流通していない。
ひステロイドせい‐しょうえんちんつうざい【非ステロイド性消炎鎮痛剤】
⇒非ステロイド性抗炎症薬