ぼうかび‐ざい【防黴剤】
カビの発生や繁殖を抑える薬剤。工業用、食品用があり、カビ以外にも広く真菌や細菌などに効くものを含むことがある。ぼうばいざい。
ぼうばい‐ざい【防黴剤】
⇒ぼうかびざい(防黴剤)
ぼうしつ‐ざい【防湿剤】
乾燥剤のこと。
ぼうしゅう‐ざい【防臭剤】
悪臭や異臭を減じ、または消すのに用いる薬剤。活性炭・葉緑素など臭気を吸収するものと、石炭酸・樟脳油(しょうのうゆ)・芳香油など強い香気で臭気をうち消すものとがある。臭気止め。
ぼうしょく‐ざい【防食剤】
金属の腐食を防ぐ薬剤。さびどめ。ペンキ・油・黒鉛など。
ぼうすい‐ざい【防水剤】
水の浸透を防ぐために、布・紙などに塗る薬剤。ゴム・ビニル系樹脂・シリコン・パラフィン蝋(ろう)など。
ぼうせい‐ざい【防錆剤】
金属の錆(さび)の発生を防ぐ薬剤。ふつう表面に塗布して用いる。さび止め。インヒビター。
ぼうちゅう‐ざい【防虫剤】
害虫がつくのを防ぐ薬剤。ナフタリン・樟脳(しょうのう)など。
ぼうちょう‐ざい【膨張剤】
パンや菓子などの生地に混ぜ、気泡をつくって多孔性にするために用いられる食品添加物。発酵によって膨張させるイーストのほか、化学的に膨張させる炭酸水素ナトリウム(重曹)、炭酸マグネシウムなどがある。...
ぼうふ‐ざい【防腐剤】
微生物による物の腐敗を防ぐための薬剤。食品用のソルビン酸、繊維用のナフタリン、木材に塗布する鉱油、生物標本用のホルマリン・アルコールなど。