ボヘミアのしゃにくさい【ボヘミアの謝肉祭】
《原題、(チェコ)Pražský karneval》スメタナの管弦楽曲。1882年から1883年にかけて作曲。「序奏とポロネーズ」の副題をもつ。さまざまな民族舞曲による組曲とする構想があったが、...
まつがえちょうサーガ【松ヶ枝町サーガ】
芦原すなおの連作短編小説。平成4年(1992)から平成5年(1993)にかけて「オール読物」誌に連載。四国の海辺の架空の町を舞台に昭和30年代の少年の日常を人情味豊かに描く。平成7年(1995)...
マリアのくび【マリアの首】
田中千禾夫の戯曲。4幕9場。副題「幻に長崎を想う曲」で、終戦後の長崎を舞台とする。昭和34年(1959)2月、新人会が初演。同年、第6回岸田演劇賞、第10回芸術選奨受賞。
まれびとのざ【まれびとの座】
国文学者、池田弥三郎による折口信夫の回想録。副題「折口信夫と私」。昭和36年(1961)刊行。
みぎやひだりにみえるもの【右や左に見えるもの】
《原題、(フランス)Choses Vues a Droite et a Gauche》サティのバイオリンとピアノのための器楽曲。全3曲。1914年作曲。「眼鏡無しで」の副題をもつ。右と左に見えるもの。
ミステリ‐オペラ【ミステリ・オペラ】
山田正紀の長編推理小説。副題「宿命城殺人事件」。平成13年(2001)刊行。第55回日本推理作家協会賞受賞。
みっつのぼひょう【三つの墓標】
佐木隆三の長編小説。副題「小説坂本弁護士一家殺害事件」。平成14年(2002)刊。オウム真理教の信者らが平成元年(1989)に起こした事件を、取材に基づいて小説化した作品。
みなそこのうた【水底の歌】
梅原猛の著作。副題「柿本人麻呂論」。昭和48年(1973)刊。柿本人麻呂は刑死したと論じる。大仏次郎賞受賞。
みなまた【水俣】
土本典昭監督によるドキュメンタリー映画の題名。副題は「患者さんとその世界」。昭和46年(1971)公開。昭和44年(1969)、チッソを相手どり訴訟を起こした世帯を中心に患者たちの姿を追い、水俣...
むげんとれんぞく【無限と連続】
数学者、遠山啓の著作。副題「現代数学の展望」。昭和27年(1952)刊。現代数学の根本概念を解説する。