わり‐かんばん【割看板】
1 劇場で、複数の俳優の名または演目を1枚に並べて書いた看板。 2 寄席で、つるし行灯(あんどん)に真打(しんうち)とそれに準ずる者一人の名を並べて書いたもの。
割(わり)が合(あ)・う
「割に合う」に同じ。「—・わない取引」
わり‐がき【割(り)書(き)】
1 本文の間に2行に分けて細字で注などを入れること。また、その注。割り注。 2 歌舞伎狂言や浄瑠璃の名題などの上に行を割って書かれた文句。
割(わり)が利(き)・く
少量でも十分効き目がある。薄めても効力が強い。「—・く醤油」
割(わり)が悪(わる)・い
他と比べてみて損である。割に合わない。「—・い役を引き受ける」
わり‐き【割(り)木】
細かく割ったたきぎ。
わり‐きり【割(り)切り】
割り切ること。例外などを無視して、きっぱりと結論を出すこと。「仕事上の付き合いだと—が肝心」
わり‐き・る【割(り)切る】
[動ラ五(四)] 1 割り算で、余りを出さずに割る。整除する。「ここの勘定は人数で—・ることができない」 2 ある原則に立って、物事を単純明快に解釈し結論を出す。また、その結論にしたがって決断...
わり‐き・れる【割(り)切れる】
[動ラ下一][文]わりき・る[ラ下二] 1 割り算をしたとき、端数を出さずに割れる。「九は三で—・れる」 2 納得がいって気持ちがすっきりする。多く、打消しの語を伴って用いられる。「—・れない気...
わり‐きん【割(り)金】
割り当ての金。