わり‐どこ【割り床】
一室を屏風(びょうぶ)などで仕切って、二組み以上の寝床をこしらえること。また、その寝床。「そんな手合(てあひ)と—はあやまる」〈滑・膝栗毛・四〉
わり‐に【割に】
[副]思ったよりも。比較的。わりあい。わりと。「値段が—安い」「—こまめな男だ」
割(わり)に合(あ)・う
商売してもうけがある。ほねをおって、それだけのかいがある。間尺(ましゃく)に合う。「この時給なら—・う」「—・わない役回り」
わり‐ぬい【割(り)縫い】
裁縫で、中表に縫った縫い代(しろ)を、縫い目から左右に割って折り返すこと。
わり‐はん【割(り)判】
「割り印(いん)」に同じ。
わり‐ばさみ【割(り)挟み】
さおの先を割ってY字形に作った棒。物を高い所にかけたり、高い所にある果実をねじりながら取ったりするのに用いる。
わり‐ばし【割(り)箸】
半分ほどの所まで割れ目が入れてあり、使用するときに割って2本にする箸。杉や竹などで作る。
わり‐ばな【割(り)花】
祝儀を一括して渡し、各人に分配させる風習。また、その祝儀。
わり‐ひざ【割(り)膝】
両方の膝がしらをやや開いて正座すること。また、その膝。「—で座る」
わり‐びき【割引】
[名](スル) 1 割り引くこと。一定の価格から、ある割合の金額を引くこと。「会員には—して売る」「—価格」⇔割増し。 2 「手形割引」に同じ。 3 内輪に見積もること。いくらか低く評価すること...