さん‐がく【算額】
創案した数学の問題やその解法を書いて社寺に奉納した絵馬。江戸時代中期に始まったとされ、和算家や市井の数学愛好家らが、数学の問題が解けたことを神仏に感謝するという意味合いがあった。また、あえて難問...
さんさい‐ばおり【三斎羽織】
筒袖で、背縫いの裾が割れている陣羽織。細川忠興の創案という。
さんぺい‐じる【三平汁】
ニシンのぬか漬けやサケのあらなどを野菜と煮合わせた塩汁。北海道の郷土料理。松前藩賄方、斎藤三平の創案という。《季 冬》
じきょう‐じゅつ【自彊術】
東洋的な健康増進法の一。中国道家(どうか)の導引に現代の体操を加味したもので、気力と体力を養成する術。大正5年(1916)中井房五郎の創案。
じっしん‐ぶんるいほう【十進分類法】
図書分類法の一。分類記号にアラビア数字を用いる法。1876年、米国のメルビル=デューイの創案。知識の範囲を主題別に九つの「類」に分け、総記類を加えて合計10の基礎「類」とし、それらをさらに10区...
そう‐けつ【蒼頡/倉頡】
中国古代の伝説上の人物。黄帝の史官で、鳥の足跡から文字を創案したと伝えられる。そうきつ。
タイプライター【typewriter】
指で鍵盤(けんばん)をたたいて、文字や記号を紙面に印字する機械。欧文のものは米国のC=L=ショールズが試作しレミントン父子社が1873年に実用機を販売。仮名文字のものは明治31年(1898)黒沢...
たらし‐こみ【垂らし込み/溜込】
日本画の技法の一。色を塗って乾かないうちに他の色を垂らし、にじみの効果を生かすもの。俵屋宗達の創案と考えられ、琳派(りんぱ)が多く用いた。
ダグマー【DAGMAR】
《Defining Advertising Goals for Measured Advertising Results》目的による広告効果管理法。広告効果を、認知・理解・選好・購買という態度変...
ぬれ‐せんべい【濡れ煎餅】
焼きたてのせんべいを醤油だれにつけたもの。しっとりと濡れた感じで柔らかく、味は濃い。 [補説]千葉県銚子市にある店の創案で、商品化は昭和38年(1963)という。「ぬれせん」は商標名。