おお‐べや【大部屋】
1 大きな部屋。 2 劇場・映画撮影所の楽屋などにある、専用の控室を持てない俳優たちが雑居している部屋。また、その俳優。 3 病院で、大ぜいの患者が入院している広い部屋。 4 江戸時代、大名屋敷...
おお‐ま【大間】
[名・形動] 1 間隔の大きいこと。 2 演劇で、俳優の動作や囃子(はやし)の間(ま)が大きいこと。また、そのさま。「古風に—な味が、なんとも言われず好もしかった」〈里見弴・多情仏心〉 3 広い...
おお‐むこう【大向こう】
《向こう桟敷の後方にあるところから》 1 劇場で、舞台から見て正面後方にある立見の場所。一幕見(ひとまくみ)の観覧席。 2 立見席の観客。芝居通の人が多かった。転じて、一般の見物人。
おかしなふたり【おかしな二人】
《原題、The Odd Couple》サイモンの戯曲。1965年、ブロードウエーにて初演。性格が正反対のスポーツ記者と報道記者、2人の男性の同居生活を描いた喜劇。1968年に映画化された。
おくに‐かぶき【阿国歌舞伎】
慶長年間(1596〜1615)に出雲大社の巫女(みこ)出身といわれる阿国が、京都で演じた一種の舞踊劇。念仏踊り系統の舞踊と滑稽(こっけい)な寸劇とからなる。歌舞伎の始めとされる。
おく‐やく【奥役】
劇場で、楽屋に関するいっさいを取り仕切る人。今日では、興行主と役者・作者・裏方などの間に立って、狂言の選択・配役、また給料の処理などを行う。
お‐くら【御蔵/御倉】
1 映画・演劇などの公開を中止すること。また、使わないで、しまっておくこと。「—にする」「あの映画は—になった」 2 ㋐江戸幕府の米蔵。 ㋑江戸幕府の御金蔵。
オスタンキノ‐きゅうでん【オスタンキノ宮殿】
《Usad'ba Ostankino/Усадьба Останкино》ロシア連邦の首都モスクワの北郊にある宮殿。18世紀末、シュレメチェフ伯爵により建造。200人もの観客を収容する劇場をもつ...
オスティア‐アンティカ【Ostia Antica】
イタリアの首都ローマ南西郊にある古代ローマ時代の都市遺跡。紀元前4世紀に植民都市として建設。テベレ川の河口部、ティレニア海に面する貿易港として栄え、最大時の人口は10万人を超えたとされる。3、4...
オストラバ【Ostrava】
チェコ東部、モラバ地方の都市。オドラ川(オーデル川)沿いに位置する。ポーランドとの国境に近く、シュレジエン地方の炭田地帯にあり、製鉄業などの重工業で発展した。国立モラビアシレジア劇場、オストラバ...