げんぼくとちょうえい【玄朴と長英】
真山青果の戯曲。1幕。大正13年(1924)、雑誌「中央公論」9月号に掲載。同年、劇団同志座が有楽町の邦楽座にて初演。明治44年(1911)の原稿二重売り事件で文壇から離れていた著者の復帰作。
げんろく‐かぶき【元禄歌舞伎】
元禄期を中心とした約50年間の歌舞伎。科白劇(かはくげき)・世話狂言が成立し、上方では和事芸、江戸では荒事芸が発達。
げんろくちゅうしんぐら【元禄忠臣蔵】
真山青果の戯曲。10編。昭和9〜16年(1934〜1941)発表。赤穂義士を題材にした連作史劇。→忠臣蔵
げんろく‐ぶんがく【元禄文学】
元禄年間を中心として、主に上方で発達した町人文学。小説・俳諧・演劇などの分野で多様に展開し、近世文学の一頂点を示した。→上方文学
こいがたき【恋敵】
《原題The Rivals》シェリダンの処女戯曲。5幕。1775年初演の恋愛喜劇。
こ‐いち【小一】
劇場で、舞台のすぐ下の平土間の最前列の見物席。かぶりつき。あまおち。
こううとりゅうほう【項羽と劉邦】
長与善郎による戯曲。中国の歴史的英雄、項羽と劉邦の劇的な運命を描く大作。大正5年(1916)から大正6年(1917)にかけて、「白樺」誌に連載。
こう‐えん【公演】
[名](スル)演劇・演芸・舞踊・音楽などを、公開の場で演じること。「全国—」
こう‐か【効果】
1 ある働きかけによって現れる、望ましい結果。ききめ。しるし。「薬の—が現れる」「宣伝—」「—覿面(てきめん)」 2 演劇・映画などで、その場面に情趣を加える技術および方法。雨音・風音・煙・雪な...
こうかい‐ばんぐみ【公開番組】
放送局のスタジオや一般の劇場などを使い、視聴者に公開しながら制作する、テレビ・ラジオの放送番組。