てんじょうむきゅう‐の‐しょうちょく【天壌無窮の詔勅】
天孫降臨の時、天照大神(あまてらすおおみかみ)が皇孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に賜ったという神勅。天壌無窮の神勅。
てんじょうむきゅう‐の‐しんちょく【天壌無窮の神勅】
「天壌無窮の詔勅」に同じ。
とうばく‐の‐みっちょく【討幕の密勅】
慶応3年(1867)10月14日、薩長両藩にひそかに手渡された徳川慶喜追討の勅書。天皇の直筆がないことなどにより偽勅とする説もある。
ひ‐ちょく【秘勅】
秘密に出されたみことのり。
べっ‐ちょく【別勅】
特別の勅命。令の規定をこえて物事が行われる場合の勅命。「—を承けて金闕に壇を構へ」〈太平記・一〉
ほう‐ちょく【奉勅】
[名](スル)勅命を奉じること。
みこと‐のり【詔/勅】
《「御言宣(みことのり)」の意》 1 天皇の言葉。仰せ言。大御言(おおみこと)。 2 古文書の様式の一。天皇の命令を直接に下す文書。養老令の公式令(くしきりょう)には詔と勅の二つの様式が規定され...
みっ‐ちょく【密勅】
秘密の勅命。内々の勅旨。
ゆい‐ちょく【遺勅】
「いちょく(遺勅)」に同じ。「葬礼の御事、かねて—ありしかば」〈太平記・二一〉