いなせ‐はだ【鯔背肌】
威勢がよく、さっぱりしていて粋(いき)な気風。勇み肌。
い‐ぶ【威武】
威力と武力。勢いが盛んで強く勇ましいこと。武威。「天下に—を示す」
いぶり
[名・形動ナリ] 1 残忍なこと。また、そのさま。「勇みたけくして—なることあり」〈丹鶴本神代紀・上〉 2 すねたり、ふてくされたりすること。また、そのさま。「意見をすれば—を出し」〈浄・卯月の紅葉〉
いや‐はて【弥終】
いちばんの果て。最終。最後。「句聖(くひじり)の死をなげきつつ—のしら梅の句をすがしむわれは」〈吉井勇・玄冬〉
うち‐あげ【内揚げ/内上げ】
1 (内揚げ)和裁で、衣服のあげをあらかじめ内側に縫い込んでおくこと。⇔外揚げ。 2 内金を支払うこと。また、内金。内入り。「米屋へ金子(きんす)三両—にして」〈浮・文反古・一〉 3 初婿入りの...
うち‐はや・る【打ち逸る】
[動ラ四]調子に乗る。勇み立つ。「ある上達部のおほむこ、—・りて物怖ぢせず」〈堤・虫めづる姫君〉
えい
[感] 1 力を込めたり、勇気を奮い起こしたり、決断したりしたときに発する語。「—、と投げつけた」「—、やってしまえ」 2 応答の語。はい。ええ。「—、といらへたりければ」〈宇治拾遺・一〉 3 ...
えい‐けつ【英傑】
知力、勇気などのすぐれている人。英雄豪傑。「一代の—」
えい‐し【英姿】
勇ましく、りっぱな姿。
えいしがいろん【英詩概論】
斎藤勇(さいとうたけし)の著作。昭和8年(1933)刊。のち、昭和33年(1958)に増訂新版刊行。比較文学的見地からイギリス詩の韻文美を解説した。