たかはしうじぶみ【高橋氏文】
奈良時代の古記録。朝廷の内膳司に仕えた高橋氏が、安曇(あずみ)氏との勢力争いをめぐり、自家の優位を示すために延暦8年(789)朝廷に提出した家記とこれを裁定した同12年の太政官符。逸文として伝わる。
た‐きょく【多極】
1 電極が多いこと。 2 勢力が分散して、それぞれが対立している状態。「—化」
たきょく‐か【多極化】
[名](スル)一つにまとまっていた勢力が、分散して互いに対立・拮抗(きっこう)し合うようになること。 [補説]特に、20世紀末から21世紀初頭にかけての国際政治の潮流についていう。1960年代以...
たすきがけ‐じんじ【襷掛(け)人事】
合併した官庁・企業などが、幹部として、元の組織ごとにそれぞれの出身者を均等に就かせる人事。 [補説]旧組織どうしの勢力を均衡させるために行う。例えば、当期は会長・専務を旧A社から、社長・常務を旧...
ターボル【Tábor】
チェコ南部、南ボヘミア州の都市。15世紀前半のフス戦争において、神聖ローマ皇帝に抵抗したフス派の急進的な勢力が軍事拠点として建設。城壁に囲まれた旧市街は敵の侵入に備えた複雑な路地が多い。フス戦争...
だい‐おう【大王】
1 勢力や功績のある王に対する敬称。「アレキサンダー—」 2 大和政権の首長の称。また、古代中国などで君主の称。おおきみ。 3 親王に対する敬称。
だいご‐れつ【第五列】
敵対勢力の内部に紛れ込んで諜報(ちょうほう)などの活動を行う部隊や人。スペイン内戦の際、4個部隊を率いてマドリードを攻めたフランコ派のモラ将軍が、市内にも攻囲軍に呼応する5番目の部隊がいると言っ...
だいさん‐きょく【第三極】
1 (南極、北極に次ぐ極地)ヒマラヤ山脈をいう。第三の極地。 2 政治、軍事、経済などの二大勢力に割って入り、あわよくば主導権を取ろうとねらう新興勢力。「米国、欧州経済の—をねらう中国」
だいさん‐せいりょく【第三勢力】
対立する二大勢力の間にあって、いずれにも属さない第三の中立的勢力。
だいさん‐とう【第三党】
政界で二大政党に次ぐ勢力をもつ政党。