お‐かしわ【御柏】
製本で、糸とじまたは針金とじの中身を1枚の表紙でくるみ、天・地・小口を化粧裁ちする方法。柏餅になぞらえていう。
おき‐ずみ【置き墨】
額の髪の生え際やまゆを墨で化粧すること。また、その墨。「眉そりて—こく」〈浮・一代女・一〉
おしつけ‐の‐いた【押付の板】
1 大鎧(おおよろい)の背の上部、肩上(わたがみ)の下方の、化粧の板の上部。一説に、後立挙(うしろたてあげ)の一の板のこととも。 2 腹巻き・胴丸の背の上部の金具回り。これに肩上を取り付ける。
お‐しゃれ【御洒落】
[名・形動](スル)服装や化粧などを洗練したものにしようと気を配ること。洗練されていること。また、そのさまや、その人。「—な若者」「—な店」
お‐しろい【白粉】
《お白い、の意。元来は女性語》顔や首筋などにつけて肌を色白に美しく見せるための化粧品。粉おしろい・水おしろい・練りおしろいなどがある。
おしろい‐した【白粉下】
おしろいを塗る前に、つきやのびをよくするために地肌に塗る化粧水・クリームなど。化粧下。
おしろい‐ばな【白粉花】
オシロイバナ科の多年草。園芸上は一年草としても扱われる。高さ約1メートル。葉は広卵形で、対生する。花は夏から秋にかけて咲き続け、色は紅・白色や絞りなどがあり、らっぱ状で、夕方に開く。江戸時代、種...
お‐ためし【御試し】
「試し」の美化語。特に、食料品・酒類・化粧品などを試食・試飲・試用すること。家具・住宅などの試用もある。無料・有料を問わずいう。「—品」
お・ちる【落ちる/堕ちる/墜ちる】
[動タ上一][文]お・つ[タ上二] 1 上から下へ自然に、また、急に移動する。 ㋐落下する。「谷底へ—・ちる」「涙が頰(ほお)を伝って—・ちる」「吊り橋が—・ちた」 ㋑雨・雪などが降る。「寒いと...
お‐つくり【御作り】
1 化粧を丁寧にいう女性語。 2 《女房詞から。「お作り物」の略》刺身。