と‐ほう【途方/十方】
1 多くの方向。向かう方向。「—を失へる敵どもを」〈太平記・一〇〉 2 てだて。方法。手段。「年よって子を先だて、—があるまい」〈浄・丹波与作〉 3 すじみち。道理。「遠慮を忘れ—なくて、言ふま...
と‐むら【十村】
江戸時代、加賀藩に置かれた、10か村ないし数十か村を単位に設定された地方(じかた)支配の組織。また、その長。他藩の大庄屋にあたる。
と‐もじ【十文字】
十という文字。また、その形。じゅうもんじ。
十文字(ともじ)に踏(ふ)・む
ふらふらと十文字の形に歩く。千鳥足で歩く。
とわだ【十和田】
青森県南東部の市。南部藩士新渡戸伝(にとべつとう)によって開発。馬市で知られたが、現在は乳牛・肉牛の酪農が盛ん。平成17年(2005)1月に十和田湖町と合併し、十和田湖東岸から三本木原台地西部ま...
とわだ‐こ【十和田湖】
青森・秋田の県境にあるカルデラ湖。東岸の子ノ口(ねのくち)から奥入瀬(おいらせ)川が流出。十和田八幡平国立公園の中心。面積59.8平方キロメートル。深度327メートル。湖面標高401メートル。
とわだ‐し【十和田市】
⇒十和田
とわだはちまんたい‐こくりつこうえん【十和田八幡平国立公園】
秋田・青森・岩手の3県にまたがる国立公園。十和田湖・奥入瀬(おいらせ)川渓流・八甲田山を含む地域と八幡平・駒ヶ岳・岩手山を含む地域の2地域からなる。
ます‐かがみ【真澄鏡/十寸鏡】
「まそかがみ」に同じ。「ゆく年の惜しくもあるかな—見る影さへに暮れぬと思へば」〈古今・冬〉