とんこう‐せっくつ【敦煌石窟】
敦煌郊外、鳴沙山の山腹にある石窟寺院。4〜14世紀に造営され、約490窟が現存する。貴重な壁画や仏像・古文書・古写本などが出土、雲崗(うんこう)・竜門の両石窟とともに中国の代表的仏教石窟。198...
どう‐か【道歌】
道徳的な教えをわかりやすく詠み込んだ和歌。例えば、千利休の「その道に入らんと思ふ心こそ我が身ながらの師匠なりけれ」の類。
どう‐がね【胴金/筒金】
刀の柄(つか)・鞘(さや)の合わせ目や槍(やり)の柄(え)の千段巻きなどの留め金としてはめる輪形の金具。
どうま‐ごえ【胴間声】
調子はずれの濁った太い声。胴声。「人の顔をのぞくものや、—に歌うものや」〈藤村・千曲川のスケッチ〉
どし【同士】
《「どうし」または「どち」の音変化という》 1 動作・性質・状態などにおいて互いに共通点をもっている人。同じ立場である者。名詞の下に付いて接尾語的にも用いる。「如何に気の弱い—であったろう」〈左...
ど・する【度する】
[動サ変][文]ど・す[サ変] 1 道理を言い聞かせて理解させる。納得させる。→度し難い 2 仏が悟りの境地に導く。済度する。「菩薩、道(だう)を成(じゃう)じ給はん時に先づ我を—・し給へ」〈今...
ど‐せい【土星】
《Saturn》太陽系の6番目の惑星。太陽との平均距離14億2940万キロ。公転周期29.458年、自転周期0.444日。淡黄色で最大光度マイナス0.5等。木星に次ぐ大きな惑星で、赤道半径6万キ...
どっ‐こう【独行】
[名](スル) 1 自分ひとりだけで行くこと。単独行。「千里—」「彼一人—するにもあらず」〈竜渓・経国美談〉 2 自分の力だけで物事をすること。「独立—」
ドン‐ジュアン【Don Juan】
⇒ドン=ファン
《原題、(フランス)Dom Juan ou le Festin de pierre》モリエールによる散文喜劇。5幕。1665年初演。ドン=ファン伝説を題材とした作品。ドン=ジ...
な【己/汝】
[代] 1 一人称の人代名詞。わたくし。自分。「常世辺(とこよへ)に住むべきものを剣大刀—が心からおそやこの君」〈万・一七四一〉 2 二人称の人代名詞。あなた。おまえ。なんじ。「千鳥鳴く佐保の川...