ほっぽう‐りょうど【北方領土】
第二次大戦後ソ連の統治下になり、ロシア連邦と日本との間でその帰属が問題となっている地域。一般に歯舞(はぼまい)群島・色丹(しこたん)島および南千島の国後(くなしり)島・択捉(えとろふ)島をさす。
ほてっ‐ぱら【ほてっ腹】
[名・形動]《近世語》 1 肥満して張り出た腹。また、その人。「その—くり抜いてやらんものと」〈浄・双生隅田川〉 2 馬子(まご)が馬をののしっていう語。「けたいの悪い—めと鞭(むち)を打ち」〈...
ほほま・る【含まる】
[動ラ四]花や葉が開かないでいる。「千葉の野(ぬ)の児手柏(このてかしは)の—・れどあやにかなしみ置きて高来ぬ」〈万・四三八七〉
ホモ‐フローレシエンシス【(ラテン)Homo floresiensis】
《「ホモフロレシエンシス」とも》2003年にインドネシアのフローレス島で発見された化石人類。1万数千年前ごろまで生息したと考えられている。身長約1メートルで脳の容積もかなり小さいが、石器や火を使...
ほよ【寄生】
ヤドリギの古名。「あしひきの山の木末(こぬれ)の—取りてかざしつらくは千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ」〈万・四一三六〉
ホルギン‐トゴー【Khorgyn Togoo/Хоргын Тогоо】
モンゴル中央部にある山。アルハンガイ県の村タリヤトの近郊、ソマン川の北側に位置する。数千年以上前の噴火活動によって形成。直径200メートル、深さ100メートルの噴火口が見られ、周囲には溶岩原が広...
ほんごう‐どおり【本郷通り】
東京都千代田区神田錦町から北区滝野川までの道路の呼び名。沿線に東京大学赤門・六義園・飛鳥山などがある。
ほんど‐じ【本土寺】
千葉県松戸市にある日蓮宗の本山。山号は、長谷山。建治3年(1277)日蓮の信奉者曽谷教信が開いた法華堂に始まる。開山は日朗。江戸時代には不受不施派の拠点となった。
ほんやくみょうぎしゅう【翻訳名義集】
中国、宋代の梵漢辞典。7巻。南宋の法雲編。1143年成立。仏典の重要な梵語二千余語を64編に分類し、字義と出典を記したもの。20巻本もある。
ぼうしゅう‐いし【房州石】
千葉県、房総地方から産する石材。白色の凝灰質砂岩で、鋸山(のこぎりやま)産のものが有名。土木・建築に用いられる。